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パウダースノー…

10年に一度の寒波が2週間の間を置かずに日本列島を襲っていますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今日は朝イチに札幌工場に出張中の日下部専務より写真が送られてきましたので、アップさせてもらいます。

地元社員より「今年1番の積雪。ひどい時に札幌いらっしゃいましたね」との声かけに、日下部専務自身、数年間雪かきが必要な地域に住んでいた自慢をしていた手前、また、某スポーツで第一列という「押す」ことを仕事としていたポジションを20年近くやっていた自負心に火がつき除雪作業に参加されたとのこと。無事にトレーラーさんを待たせることなく荷下ろしに漕ぎ着けた状況時の写真ということです。

「サプライチェーンを守る」、一言で片付けると簡単ですが、当社に限らず様々な方々の不断の努力で成り立っているんだと実感します。

 

札幌育ちの私にとっても、除雪は日常そのものでした。とは言え、除雪にも気合い根性が必要です。

家の除雪、業務前の職場の除雪、退勤前の除雪、帰宅後の除雪、、、写真を見ていると、そんな記憶が鮮明によみがえります。

しかしこの世界が当たり前すぎて気付きませんでしたが、「不断の努力」というのは、意識しないとなかなか見えないものです。

そんな除雪も、自分の家の前だけきれいにして終わりではありません。

例えば、

「自分の車の前だけ除雪すれば出られるけど、ここに雪を投げたら、お向かいの家の車が出せなくなるよね。だから周りのことも考えて工夫して除雪しよう!」と無意識に考えるわけです。

ちょっとした気遣い、心配り、目配りがあるからこそ、地域も社会も円滑に回っているのだと実感します。

「ついでだから除雪しといたよ!」なんて、ご近所の温かいやりとりもよくある話です。

この除雪の考え方は、仕事にも通じるものがあります。

自分のフィールド(持ち場)だけでなく、周囲のフィールドにも目を向け、ちょっとした気遣いを持つこと。

それが、意外と気付きにくい「横のつながり」を支える力になります。

仕事も同じで、自分だけでなく、周囲の気遣い、心配り、目配りがあってこそ成り立っているのだと改めて感じました。

札幌工場(そして雪国に住む)の皆さんの不断の努力を見習い、そして気遣い、心配り、目配りの姿勢を大切にしながら、

パウダースノーということで純白でまっさらな気持ちで、仕事に向き合っていきたいと思います。

 

「負けるな!!…ではなく、勝つぞ北海道!!」と、最後に日下部専務よりコメントありました。

 

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